Tuesday, April 10, 2007

日本の安全神話

英国人女性のリンゼイさんの殺害ニュースが連日続いている。2週間も経ったのに犯人がいまだ逃亡中日本の安全は神話だろうか。私は次の理由で日本は母国のある東南アジアまたはその他の発展途上の国よりも危険であると考える:

1.犯人は「いい人」
事件が起きると、犯人の周辺の人たちがよくメディアからインタービューされる。その際、驚くほどのコメントは「いい人だったのに」「普通の人だった」「やさしそうな感じだった」などの普通以上の評価となっている。母国インドネシアでは犯罪者はだいたいイメージ通りの人であるが、日本での犯罪者はまさに外見によらないものである。インドネシアではだいたい危険度の高い地域に危険そうな人たちがいて、そこを避ければだいたい大丈夫ですが、日本ではどこのどんな人を避ければいいか分からない。自転車に乗るかわいい青年はまさかナイフで襲ってくる通り魔だと思ってもいなかっただろう。

2.キレると命取り
学校のクラスメートでさえ突然殺人者になり、子供から大人までキレやすい人が多くいる。上記のインタービューで最後によくいわれるのは「キレる怖い」ということである。まさに外見によらず、今のシカは明日ライオンになる。このため、日本の道路もインドネシアの道路より危ない。日本は高い金で運転免許を手に入れるわりには運転が下手な運転者が多い。道路で下手なのに、偉そうな人が多い。追い越されたりするとキレて追いかける。お前が下手だからやろ!と窓をあけて叫びたいが、日本人はキレると鉄砲を出すかも知れないと思い我慢する。実際割り込んだ車にびっくりしホーンを鳴らしたら鉄砲を向けられた経験があるので、もう二度とせず、ただ我慢するだけである。インドネシアの道路の方がずっと安全だと思うようになった。インドネシアでは下手なドライバは追い越されたりホーンを鳴らされたりしても気にしない。お金もあるのでアメリカから銃さえ輸入できるので、通常キレられたら殴られるだけでもひどいと思うが、日本ではキレられたら命の保障はない。

2.平和ボケ
上記にも触れているが、日本人はキレると何をするかが分からない。平和ボケのため、自分がとる行動の結果の深刻さを行動する前に知ることが困難である。クラスメートを殺した中学生などはナイフを手にするときに殺すという行動についてゲームで見るような知識しかない。キレると行動範囲は無限である。

日本は犯罪率は低いが、安全だと勘違いしない方が無難である。発展途上国よりも身の安全を確保するのは難しいかも知れないが、気を緩まず周りはいつも危険性を潜んでいるという発展途上国の常識を持ち続けるよい。

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